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Diving・沖縄を初めとする旅行記などなどを気ままにつづっていきます・・・


by happy-marine
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☆Blue Note Tokyo☆


伊豆からの翌日、少し2日酔いの頭を抱えて、表参道へ向かった。
ついた場所はこちら。

私が青山 骨董通りのオフィスに通っていた頃、そこは同じ骨董通りにあって、
いつか行ってみたいと思っていた。
でもきっかけがないまま、そのうちそこは骨董通りからは少し場所を変えて
私も転勤になり、時は流れ・・・
ようやく、初めて行くことができました。

☆Blue Note Tokyo
http://www.bluenote.co.jp/

☆Blue Note Tokyo☆_f0023210_2162130.jpg
骨董通りから1本横に入った通りに今はあるのです。

☆Blue Note Tokyo☆_f0023210_2163949.jpg今日の出演者は通称Saltさんコト
塩谷 哲<Satoru Shionoya>
曲によってワールドワイドな雰囲気・
いろんなジャンルを感じられる
彼のピアノが大好きなのです。

「僕前世パリジャンだと思うんですよw」
と弾いた曲はパリっぽいエスプリを感じたし、かと思えばモンゴルの広大な牧草地を渡る風を感じるような曲があったり、ヨルダンの遺跡の前で弾くために作ったという曲は、ホントに遺跡が何百年、何千年過ごしてきた時の重みと神秘さを感じさせる。

☆Blue Note Tokyo☆_f0023210_216499.jpgエントランスから階段を降りて、
フロントスペースへ。
B2Fのフロアの雰囲気はこんなカンジで
と~ってもいいカンジ★
↓(写真は撮らなかったのでHPで)
http://www.bluenote.co.jp/club/b2f.html

フロアへ降りると、もう中央ブロックは満員とのこと。
席はフリーなので、早いもの順なのです。
でも左側のエリアの前の方に席が開いているではないか。Lucky♪
Saltさんとの距離は6mくらいの間近な席。
しかも鍵盤側なので、指の動きとかが見えるっていう!

ピアノを習っていた人間としては、やっぱり見たい指の動き!
とホクホクしながら、ハッと我に返ってみ
あれ・・・よく考えてみると顔とかは、ほとんど見えない位置だけど、
初めて聴くお連れサマたち、大丈夫でしょうか・・・w
しっかし、お酒飲みつつ、食事を楽しみながらも聞けるっていうのが、サイコーですなっ♪

今回はアルバム『Hands of GUIDO(グイードの手)』を共同プロデュースした
ギタリストの田中義人さんを迎えて、ベース・ドラムス・パーカッションでの編成。

『Hands of GUIDO(グイードの手)』
http://www.jvcmusic.co.jp/-/Discography/A014232/-.html

奇しくもWC 日本vsクロアチア戦の始まる前の時間帯で、
最初のメンバー紹介はジーコ監督風w
なぜか最後に必ず「まき」が入るwww

♪according to la meteo
しょっぱなから途中で入ってくる華麗な指の動きに口あんぐりと見とれてしまった。

♪Evening Haze
個人的にスキな曲調。落ち着いた綺麗な和音と、華麗な流れるような、見せ場のある曲。

♪Mr.Tapman
なんかカウボーイ的西部っぽい雰囲気からはじまり、アメリカンコメディーっぽいノリノリの曲!みんなノッテたね♪

♪yesterday
有名なBeatlesのyesterdayの編曲。
0.1mmくらいの気だるさが入って、不思議な魅力のある曲調に。

♪Azami
ギターとピアノだけで、ホントに野生のあざみの素朴なかわいらしさを感じるメロディ~♪

♪Parkside Street
サンバホイッスルが鳴り響く出だし!ラテン!サンバのリズムでノ~リノリ♪
ピアノでサンバ!やみつきになりそうな組み合わせ。楽しぃ盛り上がり~~♪

♪Skinny-Dipper
と思ったら、今度はロックな感じで重低音!
まさか生ピアノでロック聞くとは思わないでしょう~

♪Mingle Jingle
アンコール1曲。西脇さんが登場してハーモニカを吹きまくり
最後には西脇さんとSALTさん2人でピアノを弾いて、
あげく高音と低音の場所を一瞬のうちにして、交換して、弾きまくる!
というすご技を目の前でやってのけてくれたのでした。

やっぱりすごかった★
最後の方のノリノリなところは、田中さんがSaltさんの方を見て目合わせながら、
「こ~んな音出しちゃったりしちゃって」的な笑顔で、すっごいニコニコ楽しそうに
弾いてて、たぶん顔は見えなかったけど、Saltさん含め全体的にそんなカンジで
フィーリングバッチリ的に盛り上がっていたのが印象的でした~。

あと、Saltさん自身もすっごいノリノリで、右足でペダル踏んでるのに
左足はずっとリズムとりつづけてるって!
両足バラバラってすごい!とかどこで体重支えてんだ?と疑問をかかえつつ
熱気につつまれて、Liveは終わったのでした。

=♪Set List♪=
1:according to la meteo
2:Evening Haze
3:Mr. Tapman
4:yesterday
5:Azami
6:Parkside Street
7:Skinny-Dipper
=encore=
8:mingle Jingle
========

★Satoru Shionoya =salt=
http://www.bluenote.co.jp/art/20060615.html

最後に、実はLiveの一番最初にSaltさんより案内のあった哀しいできごと。
Saltさんがユニットとして組んでいた
four of a kindの青木 智仁さん
2006年6月12日、急性心不全のため、急逝。享年49歳とのことでした。
「聴いた時、あまりに哀しくて、こんな状態でピアノ(Live)弾けるのか?と思った。
でも、そうじゃない。弾くことで青木さんに届くでしょう。
きっとどこかで今日のLiveを聞いていてくれる」との言葉が響きました。

心よりご冥福をお祈りいたします。
by happy-marine | 2006-06-25 23:22 | Music